目指すは「ごみの減量」市が回収した粗大ごみの“リユース品” すべて抽選し無料譲渡へ《長崎》
資源を有効活用し “ごみの減量” を目指します。
長崎市で、回収された粗大ごみの「リユース品」を無料譲渡する取り組みが行われました。
いすや収納ラック、ミシンなど、“粗大ごみ”として出された9種類の家具や家電が並びます。
長崎市が17日から「リユース」の意識向上を目的に始めた無料譲渡。
オープンの午前8時までに30人の市民が集まりました。
市はこれまで粗大ごみとして回収された家具や家電を燃やしたり、埋め立て処分するなどしてきました。
今回、傷や汚れがあってもまだ使えるものを市が選び、無料で譲渡することに。
すべてのリユース品が抽選となりました。
(当選した市民)
「結構な人数がいたので、当たるとは思っていなかったので嬉しい。暑くなってきたので、そういう時に使用したい」
(当選した市民)
「主人が書室に欲しいということで代わりに来た。欲しいものが無料でいただけるのでとてもいい制度」
一番人気のミシンには、26人が応募しました。
(当選した市民)
「ほかのを見に来たが、たまたまみたらミシンがあったのできれいだと。(当選すると)思っていなかったのでうれしい」
市によりますと、粗大ごみは、年度初めに増える傾向で、先月は3100個あまりと、今年に入り最も多くなりました。
粗大ごみのリユース品の無料譲渡は、今後も不定期で行われ、事前に、インターネット掲示板「ジモティー」に掲載されるということです。