GIGA端末活用の公開授業 文科省の「DXスクール事業」教育現場で意識の変化を《長崎》
1人1台、学習用の端末を活用し、主体的で深い学びの実現を目指します。
文部科学省が進める事業の指定校となっている大村市の中学校で、公開授業が行われました。
1年生の「保健体育」はバスケットボールのシュートがテーマです。
(保健体育の教諭)
「手首の角度手首の向き、見本動画こうなっていると確認して、自分はどうなっているのかなど、遅延カメラ使ってやってほしい」
見本の動画を見たり、自分のシュートを撮影して確認したりします。
大村中学校は文部科学省の「リーディングDXスクール事業」の今年度の指定校です。
学習用端末=GIGA端末を活用した効果的な授業に取り組んでいて、9日は、県の内外から訪れた教職員らに6つの教科の授業が公開されました。
( 1年生)
「自分の(シュート)も見て、自分のと手本とどう違うかがよくわかるので、すごく役に立つ」
(大村中学校 下栁貴美子 副校長)
「意識の変化が一番大きかったと思う。その結果、自分でこれからどうやっいこうかとかと考えながら学んで、それを何にいかすかというところまで、子どもたちはたどり着けているように思う」
多くの小中学校で学習用に使われている「アプリ」の提供が今年9月に終わるのを見据え、大村中学校では別のアプリの先行導入も行っているそうです。
学校は、参加した教職員らの助言も受け来年度以降の授業につなげるということです。