理学療法士などを目指す専門学校の卒業式が大村市で行われました。

長崎リハビリテーション学院の卒業式では、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などを目指す87人が門出の日を迎えました。

式では、動画で3年間を振り返り仲間や恩師と過ごした時間を懐かしみました。

烏山 雅之学院長は「学び舎を巣立った後も、自己研鑽と技術の錬磨に努め続けてほしい」と話しました。

（理学療法科3年　徳永 将道さん）
「切磋琢磨して過ごした3年間は、とても思い出に残るものとなりました。これからの活力となっていくと思う。また会える日を楽しみに頑張っていきましょう」

最後のホームルームでは、1人1人に卒業証書が手渡されました。

ともに学び病院で実習に臨むなどして、国家試験を乗り越えてきた仲間たちとの別れ。

涙があふれます。

（卒業生）
「国試対策でみんなが教えてくれて先生たちからも教えてもらって合格できて、本当に良かった」

（卒業生）
「たくさんつらいことがあったけど、みんながいたから全部乗り越えられて卒業できた。楽しい3年間をありがとうございました」

卒業生はこの春から、医療・福祉の分野のプロフェッショナルとして新たなスタートを切ります。