西九州新幹線の開業を機に新大村駅周辺では複合商業施設の開発が進んでいます。

その一角に7日、「無印良品」の県内最大規模の新店舗がオープンしました。

おととし9月、西九州新幹線とともに開業した新大村駅。

現在、東口では複合商業施設「サクラミライ新大村」の整備が進められています。

その一角に7日、家具や生活雑貨を扱う人気ブランド「無印良品」の新店舗がオープン。

（学生）
「8時から並んだ。2時間前くらいから。大村にできれば便利になる」

朝から多くの買い物客が列を作りました。

県内4店舗目、売り場面積は、約1900平方メートルと県内で最大規模です。

（奥 昇己店長）
「地域の皆さんと一体となって、日常の生活や基本を支える商品、サービス、商いを通して皆様の役に立っていきたい」

「サクラミライ新大村」の核テナントとなる「無印良品」。

衣料品や日用品などの生活必需品、食料品を取り揃えます。

ファミリー層が多い地域のため、通路はベビーカーでも歩きやすいよう導線を確保しています。

（茂木翼ブロックマネージャー）
「長崎県で最大の面積を誇っている所がまず強み。これから新大村の発展に支えとなるような商品の品ぞろえをすごく強化しているので、そこがとても強み」

また、7日はスターバックスコーヒーの新店舗もオープンしにぎわいを見せました。

無印良品の隣には商業施設「ゆめマート新大村」がすでに完成していますが、運営会社がサイバー攻撃を受けた影響で開業予定日を7日から今年の初夏に延期しています。

長崎空港や高速道路のインターチェンジに近く、交通アクセスの利便性から県内観光やビジネスの交通拠点として期待される「サクラミライ新大村」。

建設中の分譲マンション2棟のほか、周辺にはクリニックや飲食店なども順次、オープンする予定で、全面開業は来年春となる見通しです。