「反抗する我が子も丸ごと愛してあげたい」子どもとの接し方など本音で語り合う ”おしゃべり会”《長崎》
子育てにつきものの悩み。
それを語り合える “親の居場所を作ろう” という活動もあります。
長崎市で11日に行われた子育て支援サークルの、月に1回のイベントを取材しました。
長崎市小浦町で開かれたワークショップ。
“ママのハッピーを作る” をモットーに、4年前から活動する子育てサークル「のあ」が主催し、子育て中の親19人が集まりました。
月に一度、“おしゃべり会” を開催している、子育てサークル「のあ」。
今回は、子どもとの接し方や親としての在り方を話し合います。
(参加者)
「私がどう思っているかは関係なく、一般常識というので叱られていたという記憶がある。いったん『そうかそうか』と言ってほしかった」
“話をたくさん聞いてほしかった” “本当はもっと相談したかった” など、自分自身が親に対して抱えていた思いを振り返ります。
(長崎いのちを大切にする会 吉松 眞里子さん)
「愛情と思っていることが、わが子には愛情として通じにくいこともある。後悔も愛情。『もっとこうしてあげればよかった』という愛情」
子育て中の本音を語り合い、涙があふれる参加者も…。
(参加者)
「なんだかんだ、我が子はかわいい。反抗する我が子もかわいいと思って、まるごと愛してあげたい」
(参加者)「そうよねそうよねって共感することばかりで、まだまだ今からできることがあると思った」
(子育てサークル「のあ」溝内 美保子 代表)
「家にずっといて悩むようだったら、のあに来て悩みを吐き出して」
「先輩がいっぱいいるので。コミュニティができるってすごく楽しくなってくる。それを知ってもらいたい」
「のあ」のおしゃべり会は託児所も設けられ、インスタグラムなどから参加の申し込みを受け付けています。
来月には、親子向けのイベントも計画しているということです。