ICT技術を活用した介護機器で負担軽減を「ながさき介護現場サポートセンター」開設《長崎》
介護現場の負担を減らし、サービスの向上を目指すサポートセンターが長崎市にオープンしました。
高齢化で職員の人材不足が懸念される中、ICT技術を活用した介護機器の提案も行います。
長崎市元船町に14日、開設された「ながさき介護現場サポートセンター」。
(県長寿社会課 岩下実則 課長補佐)
「身体の負担が大きい、夜間の見守りなどが大変という時に、どういう機器を入れてどういう使い方をすればいいのかを相談し助言する」
職員2人を配置し、人材確保など事業所からの相談に対面やオンラインで応じます。
また、夜間の利用者を見守る「検知センサー」や、介助の際に職員の腰の負担を軽減する「電動アシスト付きスーツ」など、ICT技術を活用した約80種類の機器も無料で貸し出します。
人材不足が懸念される介護業界。
(県長寿社会課 岩下実則 課長補佐)
「高齢化が進んでいくということで、必要になる人材が増えていく。人材を確保する部分が1つのネック。生産性向上、働きやすい職場を実現していければ」
サポートセンターは、平日の午前9時から午後5時まで開設されています。