長崎市など6地点30℃を超える「真夏日」高校生など男女6人が熱中症疑い 梅雨入りはいつ?《長崎》
14日の県内は、強い日差しが照り付けて気温が上がり、長崎市や島原市などでは30℃以上の「真夏日」となり、暑い一日でした。
熱中症の疑いで、高校生を含む男女6人が病院に搬送されています。
30.3℃と、今年初の「真夏日」となった長崎市。
強い日差しが照りつける中、長崎市の公園では木陰で休む人の姿が見られました。
(大分から)
「これから7月8月がこわい」
火照った体を冷やす観光客の姿も。
(水辺で休む中国からの観光客)
「6月は暑い。急に気温が上がって。(足を水につけると)気持ちいい」
高気圧に覆われ厳しい暑さとなった県内。
島原市では、猛暑日に迫る33.6℃、大村市、南島原市で31℃を超えたほか、対馬市鰐浦では6月の観測史上最高を記録しました。
この暑さで、県内では10代の男子高校生を含む90代までの男女6人が、熱中症の疑いで病院に搬送されています。
熱中症の被害を防ごうと、長崎市では市の庁舎や公民館など市内の23施設を「クーリングシェルター」に指定。
4月から運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」が発表された際、暑さをしのぐ避難場所として誰でも利用できるということです。
この週末の暑さは14日とあまり変わらず、引き続き万全の熱中症対策が必要ですが、来週月曜、火曜は厳しい暑さが少し和らぐ見込みです。
気になる “梅雨入り” についてですが、民間の気象会社ウェザーニューズは「県内を含む九州北部は、来週の可能性が高い」としています。
沖縄では14日、梅雨前線の影響で「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されるなど大雨となりましたが、ウェザーニューズは今年の梅雨の降水量について「平年並みか多い見込み」で「短期間に大雨となる恐れもある」としています。