県内初の取り組み「人型ロボットPepper」が防災の先生に 身を守る知識を楽しく学ぶ《長崎》
子どもたちに大雨などの災害から身を守る知識を学んでもらおうと人型ロボットを活用した授業が東彼杵町で開かれました。
教壇に立つのは…
(Pepper)
「僕はみんな大好き Pepperです」
大手通信会社ソフトバンクが開発した人型ロボット「Pepper」。
最先端テクノロジーに触れながら楽しく、防災について学びます。
授業は、町の教育委員会と長崎地方気象台が共同で実施しました。
県内では初めての取り組みです。
(Pepper)
「災害はいつか必ずやってきます。もしもに備え、正しい知識を持ち、自分は大丈夫と思わないようにしましょう」
Pepperの説明を受けながら、ハザードマップを使って地域の危険か所を確認しました。
(澤登優杜さん)
「Pepperくんが言ってくれたように、普段から(災害に備えて)準備することを心掛けたいと思う」
ソフトバンクによりますと、Pepperを活用することで、同じクオリティーの授業をすることができる利点があり、授業は食育や地球温暖化の問題などでも行われているということです。