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「土砂災害など警戒を」断続的な雨が続きJRや空の便など影響相次ぐ 2日明け方にかけてまた雨《長崎》

2024年7月1日 18:31
「土砂災害など警戒を」断続的な雨が続きJRや空の便など影響相次ぐ 2日明け方にかけてまた雨《長崎》

梅雨前線の影響で県内は断続的に雨が降っていて、南部と北部には一時、大雨洪水警報も発表。交通機関にも影響が出ました。

2日明け方にかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

対馬海峡付近に停滞している梅雨前線の影響で、大気の状態が非常に不安定となっている県内。

降り始めからの雨の量は、対馬市厳原で172.5ミリ。佐世保市で109.5ミリで、西海市では12時間に95ミリと 7月の観測史上最大となる雨が降りました。

交通機関にも影響が出ていて、空の便は、長崎と東京や離島などを結ぶ17便が欠航に。

JRでも運休や遅れが相次ぎました。

JR長崎駅では、西九州新幹線かもめや特急リレーかもめの大幅な遅れに伴い、払い戻しを求めて列ができました。

(10代 博多から)
「福岡に旅行に行っていて帰ってきた。博多駅で2時間くらい待ったので、6時間くらいかかった」

(70代 滋賀から)
「五島列島に行くが、(船に)乗り遅れて最終に今、変更した。でもなんとか五島には着けそうなので、きょう中に着ければありがたい」

このあと2日明け方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や、激しい雨が降るおそれがあり、2日午後6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで、壱岐・対馬で100ミリ。南部、北部で80ミリなどと
なっています。

気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいるとことがあるとして、土砂災害に警戒、また、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意するよう呼びかけています。

    長崎国際テレビのニュース