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「幕末 明治期古写真展」若かりしグラバーや “初公開” 外国人居留地での写真も 90点展示《長崎》

2025年2月7日 19:14
「幕末 明治期古写真展」若かりしグラバーや “初公開” 外国人居留地での写真も 90点展示《長崎》


グラバー園の開園50周年を記念して幕末や明治期の古写真などを展示するイベントが、長崎市立図書館で始まりました。

幕末の1863年に撮影された1枚の写真。

若き日のトーマス・グラバーです。

庭園でのパーティを楽しむ様子も。

パノラマ写真は、当時のグラバー住宅のあたりから長崎市大浦方面の外国人居留地を捉えた1枚です。

5日から長崎市立図書館で始まった “グラバー園の開園50周年” を記念した古写真展。

長崎大学附属図書館などが所蔵する、幕末から明治期の古写真や現在までのグラバー園の歩みを写した約90点が展示されています。

写真の中には初公開のものも。

花嫁姿の女性は、グラバーの長女 ハナ。

1897年にグラバー住宅のベランダで撮影されたものです。

(グラバー園 松田 恵 学芸員)
「グラバーたちの写真は、いろいろな所に今でも誰かが持っていることが分かったことが、1つ見えた部分。かつて居留地の人たちの住宅や事務所があったという姿が、写真の中で垣間見えるので見てほしい」

古写真展は来月31日まで開かれ、今月16日にはスマートフォンの専用アプリを使いながら古写真の場所を探す「まち歩きイベント」が行われる予定です。

最終更新日:2025年2月7日 19:14
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