8日朝にかけ「再び寒波到来」雪の見込み ランタンフェスティバルなど観光地にも影響か《長崎》
強い冬型の気圧配置が続く県内は、8日朝にかけて山地、平地ともに大雪となるおそれがあります。
長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」にも影響が出ています。
長崎ランタンフェスティバルのメーン会場長崎市の湊公園。
7日も、観光客らが足を運んでいました。
(滋賀から)
「長崎に来て雪を見るとは思ってなかった。びっくり。きょう本当は、バイオパークに行こうと思っていたが雨が降ったので、ペンギン水族館に(行った)」
ただ…。
(出店者)
「少ない。去年の半分ぐらい。お客さんもパラパラ」
県内では悪天候が続いていて、7日に湊公園と中央公園で予定されていた『龍踊』が中止に。
市によりますと、8日午後2時から予定される皇帝パレードなどのイベントは予定通り行うということです。
(出店者)
「少しでも、長崎でいい思い出を作ってくれたらいいなと思う」
九州北部の上空には8日にかけて、氷点下12℃以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みです。
このため、県内の山地と平地では、8日朝にかけて大雪となるおそれがあります。
また 風も強く、海上では今夜遅くにかけて雪を伴った風が非常に強く吹き、しける見込みで、県内の広い範囲で海上に暴風雪警報が発表されています。
県内は8日午後6時までの24時間に多いところで、
▼南部、北部の山地で10センチ
▼南部、北部の平地と五島で5センチ
▼壱岐・対馬1センチ の雪が降る予想です。
気象台は、海上では雪を伴った暴風に警戒するとともに、積雪や路面凍結による交通障害などに注意するよう呼びかけています。