路面電車の支払いクレカ「タッチ決済」来年度導入 インバウンドなど見込み利便性向上へ《長崎》
長崎市は、過去最大となる総額2400億円あまりの新年度一般会計当初予算案を発表しました。
経済再生プロジェクトとして、路面電車の運賃支払いがクレジットカードでできる「タッチ決済」導入の補助金も盛り込まれました。
クレジットカードによる「タッチ決済」を導入するのは、長崎電気軌道です。
現在 路面電車の運賃の支払いは、現金と「nimoca」をはじめとする交通系ICカードのみとなっています。
導入されれば、運賃の決済方法が増え、料金の設定も柔軟になるなどのメリットがあり、インバウンドをはじめとする観光客や市民の利便性向上につながるものと見られます。
長崎市の新年度当初予算案に「都市交通対策事業費補助金」として、約2300万円が盛り込まれました。
市のほか、国の補助金も活用して来年度に導入する見通しだということです。
最終更新日:2025年2月12日 18:37