常に安全安心の輸送を「安全性優良事業所=Gマーク認定」九州運輸局が県内13の事業所を表彰《長崎》
トラックの事故防止や安全性向上などに取り組んでいるとして、県内の事業所が九州運輸局から表彰されました。
表彰を受けたのは、長崎市や佐世保市などの13の事業所です。
国土交通省は、トラックの事故防止や安全性向上などに積極的に取り組んでいる事業所を「安全性優良事業所」=Gマークとして認定。
連続して10年以上取得し、安全性が認められた企業を九州運輸局が表彰しています。
(九州運輸局 長崎運輸支局 大上圭 局長)
「常に安全安心の輸送に取り組まれる事業所の模範として、Gマーク認定を推進していただき、より多くの事業所に展開されることで、事故防止につながっていくことを期待する」
佐世保市の「東部運輸」は、20人のトラック運転手が県の内外に建設現場の重機や資材などを運送。
2014年からは、11年連続で「Gマーク」の認定を受けています。
(東部運輸 古川 智憲 代表取締役)
「(点検など)当たり前にしなければいけないことの質の向上(が大事)。発進の仕方、停まり方、ハンドルを握って仕事をするという自覚を持たせてやっているだけなので、新しいことを何かしている感覚はない」
県トラック協会が 今年1月に加入事業者を対象に行った調査では、83.3%が「人手が不足している」と回答。
燃料の高騰や、時間外労働が「年間960時間」に制限されるなど 取り巻く環境が厳しくなる中、協会は小学校での出前授業や、イベントでのブース出展などを通して、運送業界について知ってもらいたいとしています。