長崎スタジアムシティ 日本初!サッカースタジアムでビール醸造始まる《長崎》
開業までまもなく1か月となる長崎スタジアムシティ。様々な施設でオープンに向けた準備が着々と進められています。試合観戦がより楽しくなる”あの飲み物"を作る作業が2日からスタジアム内で始まりました。
V・ファーレン長崎の新たな本拠地、ピーススタジアム。
1階のとある部屋には金属製のタンクが並んでいます。
ここで作られているのが…
(ジャパネットウォーター 鈴木栄さん)
「ここにホップを入れると苦みに変わる。皆さんが感じるビールの苦みはここでつけている」
スタジアムシティオリジナルのクラフトビールです。
サッカースタジアムでビールの醸造が行われるのは日本で初めて。
2日はビールの元となる麦芽がタンクに投入され、醸造作業が始まりました。
今後、発酵や熟成などの工程を経て、およそ1か月後には「ピーススタジアム製」のビールが完成する予定です。
スタジアムの2階と3階にあるブルワリーレストラン、「THE STADIUMBREWS NAGASAKI」では、できたてのビールを飲むことができます。
2階は「醸造所」をイメージしたおしゃれな雰囲気の中で食事も楽しめるほか、3階はスタジアムのホームスタンド直結。
試合とともに味わえるオリジナルビールには「長崎ならでは」のものも誕生する予定です。
(リージョナルクリエーション長崎 岩下英樹社長)
「ビールの責任者に『カステラビールってできるんですか』と聞くと『できます』と言っていたのでいろんな(味のビールが)できるのでは。日常的にもライトに楽しめる、でもスタジアムの非日常感はこの空間の中にあるという両立をさせたい」
レストランは来月14日の開業を前にB1・長崎ヴェルカの開幕戦が行われる10月4日にも営業を行う予定です。