労働力不足に対応するため、ロボットによる配送の実用化に向けた調査が行われました。

自動運転配送ロボットの「DeliRo(デリロ)」。

IT企業の「NDK COM」が、長崎市浜町のアーケードで走行調査を行いました。

（NDK COM　榎一弘社長）
「人ごみの中で、いかに安全性を高めつつ動くことができるか。配送することができるかというのを、今回やってみたかった」

買い物客らが行き交う中、ケーキを約130メートル離れた場所まで運ぶ実験。

見事、人にぶつかることなく、ケーキが傾くこともなく届けることができました。

NDK COMでは、働き手の減少など地域社会の課題の解決に向け「DeliRo(デリロ)」の実用化に向けた調査を去年9月から実施しています。

21日も浜市アーケードとベルナード観光通りで、走行の調査を行うということです。