犯行前日の給料もギャンブルに…「松浦コンビニ強盗殺人未遂事件」被告人質問で犯行動機明かす《長崎》
去年6月、松浦市のコンビニエンスストアで起きた強盗殺人未遂事件の裁判員裁判が長崎地裁で開かれ、被告人質問が行われました。
被告の男は、ギャンブルで金に困った末に犯行に及んだと述べました。
強盗殺人未遂などの罪に問われているのは、住所不定 無職川端健太郎被告 30歳です。
起訴状によりますと川端被告は去年6月、松浦市のコンビニエンスストアで男性店員と男性客をバールで殴り大ケガをさせた上、現金約5万円を奪った罪などに問われています。
29日の被告人質問で犯行の動機について川端被告は、ギャンブルで200万円以上の借金を抱え、犯行前日に振り込まれた給料も、その日のうちにギャンブルで使い果たしたことから強盗を決意したことを明かしました。
また、事件については「周りに助けてくれる人がいるのに、あんなことをしてしまって悔しい」と涙ぐみ、「身勝手な犯行で、被害者の一生を狂わせた」と反省の言葉を述べました。
裁判は、30日も行われ、判決は来月4日の予定です。