松浦鉄道が運賃上限引き上げ申請「8年ぶりの値上げへ」燃料などの価格高騰や人材確保が理由《長崎》
佐世保市に本社を置く松浦鉄道は、運賃の上限を引き上げる申請を九州運輸局に行ったと発表しました。
松浦鉄道が上限運賃の引き上げを申請したのは、先月29日付けで、認可されれば8年ぶりの値上げを行います。
運賃の改定は10月1日から、片道運賃の最大値上げ幅は佐世保―佐々間の100円で、現在の550円から650円となる予定です。
値上げの理由について松浦鉄道は、利用者数がコロナ禍前の水準まで回復していないことに加え、燃料や資材の価格高騰、運転士など人材確保に向けた人件費の増加などを挙げています。
一方、一日乗車券については、運賃を据え置くとしています。