Amazonの配達ドライバーがストへ 決行で長崎市など周辺で最大8000個未配達の恐れ《長崎》
ネット通販大手「アマゾンジャパン」の商品を配達するドライバーらが、運送会社の契約打ち切りで失業の恐れがあるとして、8日にストライキを行うことを明らかにしました。
決行されれば、長崎市や諫早市などで最大8000個の配達に影響があるとしています。
ストライキを計画しているのは、労働組合「東京ユニオンアマゾン配達員組合長崎支部」に加入する、県内のドライバーら約90人です。
支部の役員によりますと、ドライバーらは埼玉県の運送会社と契約しアマゾンの商品を配達していますが、去年12月、この業者に配達を委託している、横浜市の元請けの運送会社が来月、契約を打ち切ることを通告しました。
組合は、元請けの会社に対し希望者が業務を継続できるよう、団体交渉の開催を求めてきましたが、応じる姿勢を見せないことから、このまま状況が改善しない場合、8日にストライキを行うと通告したということです。
組合によりますと、ストライキが決行されれば、長崎市や諫早市、大村市とその周辺で5000個から8000個が配達されない恐れがあるということです。
(配達員)
「エンドユーザーの皆さんには大変申し訳ない感じでいっぱい。(配達すると)にこやかに「いつもありがとう」と言ってくれる方もたくさんいるので」
組合では、8日以降も対応がなければ、15日にもストライキを行う計画だということです。