<”雪道”の運転を疑似体験>記者も体験「車が行きたい方向に曲がってくれない…」(仙台市で講習会)
冬を前に雪道の運転を疑似体験する講習会が、仙台市内で開かれ記者も体験した。
今年2月、仙台市内の通勤時間帯の映像だ。
路面は凍結していて、車がゆっくり慎重に走行している。
14日、仙台市内で開かれたアイスバーンを疑似体験する講習会には、雪道を運転する機会が多いドライバーが参加。
時速30キロと40キロで比べた場合、ブレーキが効き始めてから車が完全に止まるまでの制動距離が30メートル以上違ってくることなどを、体験した。
参加者
「スピードが少し違うだけで、ブレーキの利き方や止まるまでの距離がこんなに違うんだと思いました」
ミヤギテレビの記者も、雪道運転を体験した。
伊藤成輝記者リポート
「わだちの運転を、体験してみます」
体験したのは、降り積もった雪が固まってできるわだちの上の運転。
伊藤成輝記者)一気にハンドルとられましたね、あれ、えーっと、怖い。ハンドル回してますけど、車が行きたい方向に曲がってくれない
教官)アクセル踏む方が多いが、アクセル踏むと余計に滑ってしまう
宮城県警によると、スリップ事故は雪が降り始める12月に多発する傾向があり、スタッドレスタイヤを装着していなかったりドライバーが雪道に慣れていないことが原因だという。
仙台南警察署・富田勲交通課長
「スピードを控えてもらうのはもちろんのこと、車間距離を十分にとっていただく。時間に余裕をもって、車を運転していただければ」