「大学入試共通テスト」を前に西陵高校恒例の壮行会 今年からの新課程入試に臨む受験生へエール《長崎》
今月18日から始まる大学入学共通テスト。
3年生を激励する壮行会が、諫早市の高校で開かれました。
大学入学共通テストを10日後に控え、校内には受験生を応援する後輩からのメッセージが掲示されています。
そして、8日に開かれたのが…
(応援)
「大学入学共通テストの健闘を祈り、エッサッサ」
全校生徒約700人が参加する壮行会です。
10年以上前に、生徒たちが自主的に始めたこの時期の恒例の行事で、1、2年生が3年生に激励のエールを贈り、千羽鶴を手渡しました。
(3年 江崎 華乃子さん)
「本番はこれまで自分が積み重ねた努力を信じ、問題に冷静に向き合い、全力を尽くしたい」
新たな教育課程に沿った最初の試験となる今年の共通テスト。
「国語」と「数学②」の試験時間がそれぞれ10分増えるほか、今回から「情報」が新たに加わりました。
(西陵高校 進路指導主事 松田 健佑教諭)
「時間だけでなく、内容も豊富になって、受験生の負担は新課程になってから大きくなっている。万全の体調と集中力で持てる力を発揮してくれることを、子どもたちに願っている」
後輩からの激励を受けて、本番に向けて気を引き締めた受験生たち。
大学入学共通テストは県内9つの大学や高校を会場に18日と19日に行われます。