子どもと一緒に美味しくて健康的な料理を「産婦人科監修のレストラン」管理栄養士考案メニューも《長崎》
去年秋にオープンした産婦人科が監修したレストラン。
県産食材を中心とした、彩り豊かなメニューが人気で、乳児には管理栄養士が考えた離乳食のサービスもあります。
親子で安らぐ時間を、“心温まる味” とともに届けます。
去年10月にオープンした佐世保市のレストラン「つきのわダイニング」。
午後3時まではランチ、それ以降はカフェタイムとしてドリンクやデザートが楽しめます。
(11時半~午後3時ランチ午後3時~午後5時カフェ)
(TOG LABO 須川 英太 代表取締役)
「小さいお子さん連れのお母さんが来られることが多い。通路はベビーカーが入るような広さを確保する。トイレにはおむつ替えシートもある」
監修したのは…
開業して今月7年を迎える 佐世保市の「つきやま産婦人科」です。
(つきやま産婦人科 築山 尚史 院長)
「(退院して)家に帰ってからも、また産婦人科のご飯を食べたいという声も聞かれた。患者にも楽しんでもらう。調理師、スタッフの力も存分に発揮できる場所を築けることができればうれしいと思った」
患者の声が後押しとなり、約半年をかけて準備し、去年オープン。
グループ会社のTOG LABO」を立ち上げ、「つきのわダイニング」を運営しています。
提供するメニューは、全て管理栄養士が考案。
肉汁たっぷりのハンバーグのほか、週替わり、カレーの3種類から選べます。
(TOG LABO 須川 英太 代表取締役)
「(患者に)印象に残った料理、おいしかった料理のアンケートを取っているが、その上位のカレーとハンバーグは定番になっている。もともと、つきやま産婦人科のシェフだった人がこちらで料理を作っている」
(子ども)
「おいしい」
子どもたちには、おにぎりやカレーといったキッズメニューのほか…
乳児用の離乳食は、無料でサービス。
レシピも配布しています。
(佐世保市から)
「(離乳食を)無料でいただけるのはありがたい。外で食べるところで(レシピを)もらうところはなかなかないので、すごい参考になる」
「つきのわダイニング」が目指すのは、“気軽に親子で楽しめるアットホームな居場所づくり”。
今後、助産師による産後ケアや、離乳食を学べる勉強会を企画しているということです。
(つきやま産婦人科 築山 尚史 院長)
「ちょっと一息つける空間を、私たちは提供したい。悩み事があれば遠慮なく相談してもらい、少しでも子育てが楽になるように取り組んでいきたい」
「つきのわダイニング」は火曜、水曜が定休日で、電話での予約を受け付けています。
ドリンクやデザートは、テイクアウトできるということです。