県内は、大気の状態が非常に不安定となっていて、各地で激しい雨を観測しました。

気象台は、夜のはじめ頃にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあるとして、引き続き、注意を呼びかけています。

県内では、午前6時頃から激しい雨が断続的に降り、佐世保市では、午前11時過ぎまでの1時間に51.5ミリの激しい雨を観測しました。

降り始めからの雨量は下記のとおりです。
▽佐世保市干尽町で112.5ミリ
▽平戸市で93.5ミリ
▽松浦市で86.5ミリ

佐世保・東彼地区には一時、大雨警報が発表されましたが、午後、解除されました。

大雨の影響で、長崎と武雄温泉を結ぶ西九州新幹線に一時、遅れが出たほか、在来線の一部の列車でも
運休や遅れが発生しました。

また、海上のしけで、長崎と五島を結ぶジェットフォイルや、佐世保と上五島を結ぶ高速船などが3日は終日欠航。

4日は、天候をみて判断するとしています。

気象台は、夜のはじめ頃まで土砂災害や落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。