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【解説】台湾付近震源の地震 県内に発表された「津波予報」津波情報の分類とは?《長崎》

2024年4月3日 21:15
【解説】台湾付近震源の地震 県内に発表された「津波予報」津波情報の分類とは?《長崎》

3日午前9時頃、台湾付近を震源とする地震が発生しました。

この影響で、沖縄県では、与那国島と宮古島で0.3メートル、石垣島で0.2メートルの津波を観測。

また、県内の沿岸部にも若干の海面変動が予想される津波予報が壱岐・対馬を除く沿岸部に一時、発表されましたが、気象台によりますと、海面に変動はみられなかったということです。

気象台は、今後1週間程度は同じような規模の地震の発生に注意するよう呼びかけています。

津波情報は、震源地や地震の規模を気象庁が確認し、約3分後に発表されます。

高いところで3mを超える津波が予想される場合に発表されるのが「大津波警報」。

2011年の東日本大震災、今年1月の能登半島地震でも発表されました。

「津波警報」は高いところで、1mから3mの津波が予想される時で、今回、沖縄県に発表されています。

標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生。

人も流れに巻き込まれるため、沿岸部や川沿いにいる人は、安全な場所へ避難する必要があります。

3日、実際に観測された津波は、与那国島や宮古島で30センチなどでした。

津波注意報に相当する20センチから1mの津波では、養殖いかだが流失したり小型船が転覆したりします。

これら警報、注意報の分類ではないんですが、長崎県には3日午前「津波予報」が発表されました。

被害の心配はないものの、0.2m未満の「海面変動」が予想される場合に発表されるんですが、海に入っての作業や釣り、海水浴などは十分な留意が必要となります。

津波は何度も、繰り返し襲ってきます。

警報や注意報が発表されている場合は、解除されるまで、避難を続けることが大切です。

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