与野党から”違和感や不満も” 衆議院長崎3区補選 自民県連“不戦敗”を報告《長崎》
今月28日に投開票が行われる衆議院長崎3区補欠選挙について、自民党本部は2日、候補者の擁立を見送ることを決定。県連は、3日、県議団に経緯を報告しました。
衆議院長崎3区補欠選挙について公認候補者の「擁立見送り」を決めた自民党。
県連は、3日、県議団の会議を開き、見送りに至った経緯や理由を報告しました。
県連は7日に選挙対策委員会を開き、長崎3区の有権者や不満を持つ支援者への説明など、今後の対応を検討するということです。
無所属での出馬を一時、模索していた県議は・・・。
(江 真奈美県議)
「組織の決定なので、それは仕方のないことだと思っている。しかしながら、旧3区のいろいろな有権者の方々の思いをたくさん聞いてきたので、その思いが反映されないというのは残念」
自民党の「不戦敗」を受け、すでに候補者の擁立を決めている立憲民主党県連の山田 朋子代表は、今回の補選は「自民党の政治とカネの問題が発端で、有権者に信を問いたかった」と話しました。
また、日本維新の会県総支部は「自民党自らが政治改革を訴える機会ともなる補欠選挙に、候補者を擁立しないことに違和感がある」とコメントしています。
衆議院長崎3区の補欠選挙は、今月16日に告示、28日に投開票が行われます。