被害額6000万円「暗号資産でもうかる」島原の会社役員男性がSNS投資詐欺被害に《長崎》
県内でSNSを使った詐欺事件の被害が相次いでいます。
島原市の60代の男性が、無料通信アプリを使って現金など6000万円あまりをだまし取られる詐欺被害がありました。
被害にあったのは、島原市の会社役員の60代の男性です。
警察によりますと、男性は先月までに無料通信アプリ「LINE」で3人の男を名乗る人物から「暗号資産の売買をすれば利益を 得ることができる」などとする、うそのメッセージを受け取りました。
これ信じた男性は34回にわたり、5036万円分の暗号資産を購入。
指定された口座に購入した暗号資産を移したほか、投資に必要な資金として要求された現金1020万円を振り込み、あわせて6000万円あまりをだまし取られました。
また佐世保市では、無職の60代の女性がSNSのアプリで知り合った、ウクライナ国籍のチェンを名乗る男とLINEでやりとりした後、現金277万円をだましとられる「SNS型ロマンス詐欺事件」が起きています。
警察はSNSを通じた「投資話」や「有名人や外国人をかたり金銭を要求してくる話」は、詐欺を疑うよう注意を呼び掛けています。