カネミ油症被害に理解を 長崎市で集会《長崎》
戦後最大級の食品公害、「カネミ油症」について理解を深める集会が開かれました。
1960年代にダイオキシン類が混ざった米ぬか油が販売され、健康被害が広がったカネミ油症事件。
(長崎本土地区油症被害者の会 下田 順子代表)
「おできができて血膿が出て、ボロボロになった。歯茎が黒くなって、人前で笑うことさえできなかった」
集会はカネミ油症で苦しむ被害者への理解を広げようと長崎市で開かれ、被害者の会の下田 順子代表は子や孫の将来にも不安があるとして救済の必要性を訴えました。
最終更新日:2025年3月15日 17:35