10月も半ばとなりましたが、山々を彩る紅葉が待ち遠しい時期となりました。紅葉の人気スポット中国地方最高峰の大山は少しずつ色づき始めています。

10月18日、奥大山の紅葉スポットとして知られる鳥取県江府町の鍵掛峠（かぎかけとうげ）では、10月中旬になって大山中腹や周辺などでブナやカエデなどの葉が少しずつ赤や黄色に染まってきています。18日は平日にもかかわらず県内外から観光客が次々に訪れ、写真を撮るなどして深まる秋を楽しんでいました。

訪れた人
「（紅葉は）ちょっとまだ早いですね。今週末くらい気温が下がると言われてるので、紅葉も進むんじゃないかと思うけど」

これから日ごとに冷え込んで朝晩の気温差が大きくなり、日中、天候に恵まれれば、まもなく美しい紅葉が期待されます。ただ気になるのは、今年の夏の猛暑の影響です。日焼けで葉が枯れたり、傷んだりする“葉焼け”が懸念されています。これから本格化する大山の紅葉シーズンはー。

鳥取県立大山自然歴史館　矢田貝繁明 館長
「今年は、大きな台風もなくて順調ですけど、多少夏の暑さで葉が弱ったといわれていますけど、それほど大きな影響はないと思います。葉焼けは一部ですね」

Q.紅葉のピークは？
「10月末でしょうね」

紅葉シーズンを迎え10月20日(日)から11月5日(火)まで“大山秋色週間”と銘打ちさまざまな催しが行われます。

初日の10月20日は、大山寺本堂でオープニングセレモニーや祈願法要などが行われ紅葉シーズンの幕開けを盛り上げることになっています。