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作業員がショベルカーと防護柵に挟まれ死亡 現場責任者の男を業務上過失致死の疑いで松江地方検察庁に書類送検 島根県

2024年7月19日 19:25
作業員がショベルカーと防護柵に挟まれ死亡 現場責任者の男を業務上過失致死の疑いで松江地方検察庁に書類送検 島根県
事故現場(2023年11月13日)

2023年11月に島根県松江市美保関町で起きた労災死亡事故について、松江警察署はショベルカーを運転していた現場責任者の男を業務上過失致死の疑いで7月19日に松江地方検察庁に書類送検しました。

送致されたのは鳥取県大山町に住む55歳の男です。事故があったのは去年11月、県道松江鹿島美保関線で崩落した斜面を補強する工事をしていたところ、旋回するショベルカーと防護柵の間に挟まれ、松江市に住む50代の男性が死亡しました。

死亡した男性はショベルカーが運んだ土のうを外す作業をしており、松江警察署はショベルカーを運転していた現場責任者の男が業務上必要な注意義務を怠ったとして、7月19日に業務上過失致死の容疑で書類送検しました。

またこの工事では松江労働基準監督署も、ショベルカーと接触しないよう誘導者を配置し、安全通路を設けるなどの措置を怠ったとして、松江市の糸川重機と現場責任者の部長を労働安全衛生法違反の容疑で7月19日に書類送検しています。

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