子どもたちから家族へ「逃げよう」の一言 梅雨の時期に水害などの危険性を学ぶ防災授業 模型やマップで避難行動を学ぶ 鳥取県鳥取市
梅雨の今だからこそ災害に備えます。鳥取市の小学校では防災意識を高めようと、水害や土砂災害をテーマにした授業が行われました。
7月4日、鳥取市の賀露小学校で行われた防災授業。降水量が増える梅雨のいま、水害などの危険性を学んでほしいと鳥取市が実施しました。参加した児童は土砂崩れのしくみを模型を使って実験したり、避難場所を防災マップで確認したりと災害時の避難行動などを学んでいました。
児童
「水があふれてきたときに車で逃げると、ドアが開かなくなって水没したりしておぼれたりすることがあるのが怖いなと思いました」
「いつもあんまり警戒しないで家の中にいたので、警戒して安全な場所に逃げた方がいいんだと(家族に)伝えたいです」
鳥取県 県土整備部河川港湾局 治山砂防課 林照悟 課長補佐
「なかなか頭でわかっていても避難行動に移せないので、子供たちからお父さんお母さん に逃げようという一言で実際に避難行動につながることもあると思うので、期待したいです」
鳥取市は今後も市内の小学校で防災授業を行っていく予定です。