被災地の詳しい現状を… 石川・富山・新潟の地元紙を手配 能登半島地震の詳しい情報を入手 鳥取県
1月1日に発生した能登半島地震。被災地の情報が届きにくくなっているのが現状です。そこで鳥取県内では、現地の詳しい情報を入手できるよう被災地の石川県と富山県、新潟県の地元紙が手配され、閲覧できるようになっています。手配された地元紙は、鳥取県にある鳥取県立図書館、倉吉市立図書館、米子市立図書館に展示されていて読むことができます。
被災地の地元紙を読んだ人
「なかなかネットとかでは(被災地情報は)限界があるので、実際地元の人のニーズというか本当の声というか、そういうのが届くというのはいいかなと思います」
米子市立図書館 清水弥子 主幹司書
「現地の新聞で、まずは私たちに何ができるか、現地のことを知るということだけでも、ボランティアじゃないけど何かできることないかな、というきっかけになればいいかなと」
このほか、米子市立図書館では、防災に関する知識の取得や意識を高めてもらおうと児童室に約30冊用意したコーナーを設置しており、緊急時に持ち出すものや防災レシピなどが記された「冬の防災」をテーマに、約50冊の本を集めた特集展示も行われています。
米子市立図書館 清水弥子 主幹司書
「子どもから幅広い年代の方に(能登半島地震に)関心を持っていただきたいと思いますし、防災に関しても意識を高めていただいて、いろいろな対策をしていただけたらと思います」
なお、米子市立図書館をはじめ鳥取県立図書館、倉吉市立図書館には「義援金募金箱」が設置されていて能登半島地震の被災者救援を呼び掛けています。