過去10年で最も多い交通死亡事故の年齢は7歳… 新学期を迎える子どもたちの事故を減らすために 「春の全国交通安全運動」を前に交通ルールを呼び掛けるパレードを開催 鳥取県鳥取市
4月6日から10日間、「春の全国交通安全運動」が始まります。交通事故ゼロを目指し、交通ルール順守の意識づけを行うパレードが4月5日鳥取市で行われました。
4月6日から始まる「春の全国交通安全運動」を前に4月5日、鳥取市では鳥取警察署の職員や交通安全指導員ら約150人がパレードを行い交通ルールを呼び掛けました。
鳥取県警によりますと、2023年に鳥取県での交通事故発生件数は656件で負傷者数は762人(死亡14人)。19年ぶりに増加へと転じました。
また春の全国交通安全運動では、新学期を前に「子どもたちの通学路などの安全を確保すること」を重点目標の一つとしています。過去10年で交通事故で亡くなった人のうち小学1年生、2年生にあたる7歳が33人と最も多く、下校時間の時間帯、そして「飛び出し」による被害が突出しています。そうした事故を防ぐために期間中は、小学校で交通ルールの指導などを行う予定です。
鳥取警察署 笠田孝二 署長
「不慣れな通学路で事故が1件もないように取り組んで参りたい。(ドライバーには)周りの人に十分注意して運転していただけたらと思います」
新学期を迎える子どもたちの事故を減らすために。「春の全国交通安全運動」は4月15日まで行われます。