地域の人たちの思いが伝わる取り組み R29活性化委員会が「手づくり郷土賞」受賞 25年にわたる地域づくりが評価 鳥取県八頭町
国土交通大臣から魅力ある地域づくりを行っている団体におくられる「手づくり郷土賞」。2月28日、鳥取県八頭町の団体が選ばれ、認定証の授与式が行われました。
「手づくり郷土賞」は、地域の資源を生かし、個性的で魅力ある地域づくりを行っている団体に国土交通大臣がおくるものです。
鳥取県と兵庫県をつなぐ国道29号の沿線美化や、景観を守る活動を行うR(ルート)29活性化委員会が受賞し、28日に鳥取県八頭町で認定証の授与式が行われました。住民で結成されたR29活性化委員会は、メンバーの遠藤佳代子さんが手書きで作成する沿線のマップ作りや、地域の人、そして近くの小学校に通う子供たちが参加する植栽活動、灰色のガードパイプを景色に馴染むこげ茶色に塗り替える活動など、25年にわたって地域づくりに取り組んできました。
R29活性化委員会 小山由香 代表
「あっという間だった気もしますし、これからも同じことを続けていくだけなんですけど、地味な活動を取り上げていただただいて、本当にうれしいなと思います。また頑張ろうかなという気持ちになります」
国土交通省 林正道 中国地方整備局長
「地域の人たちの心がこもっている、思いが伝わるような取り組み。地域のお子さんたちがやってくださると地域の魅力が伝わるし、思いをずっと持ってもらえる、そういうことにつながるすごい良い活動だなと思いました」
3月1日には東京で受賞記念発表会が予定されています。