刑務所内で受刑者同士が暴行事件 頭突きや殴打で傷害容疑…一方は胸ぐらをつかむ暴行容疑 50代の男性受刑者2人を書類送検 互いに相手を告訴中 鳥取県鳥取市
服役する受刑者が互いに暴行を行ったとして鳥取刑務所は、2月27日、傷害容疑と暴行容疑で男性受刑者2人をそれぞれ書類送検しました。
書類送検されたのは、鳥取刑務所に服役するいずれも50代の男性受刑者2人です。鳥取刑務所によりますと、2人の男性受刑者は2023年12月15日に互いに暴行を加えた疑いが持たれています。
男性受刑者のうち1人は、もう1人の受刑者の顔に頭突きや殴るなどの暴行を加え全治4日のけがをさせ、もう一方の受刑者は相手の胸ぐらをつかむ暴行を加えたなどとされています。2人の男性受刑者は互いに告訴しているということで、鳥取刑務所は事件の経緯を公表していません。
施設内での事件の発生について、鳥取刑務所の前田昭浩所長は、「このような事案が発生したことは誠に遺憾であり、当所としては今後も継続して施設内における犯罪行為には厳正に対処し、施設内の規律の維持を図りながら適切に施設運営に努めたいと」としています。