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「精進できるきっかけとなった」 ふるさと伝統工芸品づくりの技術の後継者を表彰 「出西ブルー」で人気の出西窯を代々受け継ぎ 島根県出雲市

2024年2月2日 19:41
「精進できるきっかけとなった」 ふるさと伝統工芸品づくりの技術の後継者を表彰 「出西ブルー」で人気の出西窯を代々受け継ぎ 島根県出雲市

島根県のふるさと伝統工芸品づくりの技術を継承する後継者が表彰されました。

表彰を受けたのは、島根県出雲市斐川町の出西窯で民芸品を製作する陶工の井谷和雅さん53歳です。2月2日、島根ふるさと伝統工芸品振興委員会の岡英司会長から表彰状が贈られました。

井谷さんは深い青色が特徴の「出西ブルー」として人気の出西窯で約30年前からカップや日常で使う出西焼の器など創業者たちが作ったものを受け継ぎ、作り続けています。井谷さんは今回の表彰を受け「まだ道半ば、精進できるきっかけとなった」と話していました。

出西窯 陶工 井谷和雅さん
「表彰していただきましてうれしい限りです。受け継いだものをさらに作り続けて、また次の代へという気持ちが強いので、また伝えていけたらなと」

この後継者表彰は、知事が指定するふるさと伝統工芸品の製造に10年以上の経験がある人を対象に贈られていて今回の表彰で66人目となります。

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