酒を飲んで車を運転し信号待ちの車に追突… 当時3年の高校生と不適切な関係… 中学校の教諭と県立高校の教職員をそれぞれ懲戒免職処分 鳥取県教育委員会

鳥取県教育委員会は、酒を飲んで車を運転した中学校の教諭と生徒と不適切な関係を持った県立高校の教職員を3月15日までに、それぞれ懲戒免職の処分にしたと発表しました。
鳥取県教育委員会によりますと、鳥取県米子市の東山中学校に勤務していた男性教諭はことし1月、酒を飲んで車を運転し信号待ちをしていた別の車に追突。3月に罰金30万円の略式命令を受けました。
一方、県立高校に勤務していた教職員は今年度、当時高校3年生の生徒と不適切な関係を持ったということです。鳥取県教育委員会は公表の遅れについて「生徒への影響を考慮し卒業を待った」と説明しています。
2人は、3月15日までに懲戒免職の処分を受けました。条例に従い、退職金は支給しなかったということです。
相次ぐ教職員の不祥事に教育委員会の足羽英樹教育長は「被害に遭われた人はもとより、県民の皆さまからの教育に対する信頼を損ねる行為で、心からおわびします。服務規律の確保や法令順守の徹底に努めてまいります」とコメントしています。
最終更新日:2025年3月17日 11:54