ノロウイルス猛威 ホテルでも40人余りの集団食中毒 5日間の営業停止処分 保健所などが注意呼びかけ 島根県松江市
保健所がノロウイルス対策呼びかけ
3月12日、島根県松江市のホテルで集団食中毒が発生し、松江市はこのホテルの飲食店営業をきのうから5日間の営業停止とする処分を行いました。
営業停止処分を受けたのは、松江市玉湯町の「ホテル玉泉」の厨房です。松江市によりますと、12日にホテルの厨房で調理された刺身や牛ステーキなどを食べた43人が下痢やおう吐などの症状を訴えたということです。
松江保健所が調査したところ、患者や従業員からノロウイルスが検出され、食中毒が判明しました。入院した人はおらず、全員が回復に向かっているということです。
山陰両県では2月中旬からノロウイルスを原因とした食中毒が飲食店や宿泊施設などで相次いで発生していて、保健所などが注意を呼びかけています。
最終更新日:2025年3月16日 12:01