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「食べた後でもずっとおいしさを感じられる」 ブランドサバ「さばみちゃん」を使った新商品「岩美のサバさし」 鳥取県岩美町

2024年10月4日 18:32
「食べた後でもずっとおいしさを感じられる」 ブランドサバ「さばみちゃん」を使った新商品「岩美のサバさし」 鳥取県岩美町

鳥取県岩美町で養殖が進むブランドサバ。10月4日に新商品の発表会が行われました。

鳥取県岩美町のブランドサバ「お嬢サバ」。JR西日本と鳥取県が共同研究していましたが、岩美町の養殖場が引き継いでこの度、新たなブランドを立ち上げました。その名も「さばみちゃん」です。

さばみちゃんのエサには白イカ・赤ガレイ・岩カキを潰したものや、地元で出た柚子の絞り粕の粉末を与えるなど地域の特産物にこだわって養殖。肉付きや脂の乗りがよく、ほんのり甘みを含んだサバになりました。

いわみ道の駅代表 長戸清 岩美町長
「(さばみちゃんを)刺身として提供いただき、道の駅で販売します」

新商品として10月4日に発表されたのは、瞬間冷凍技術を使用した「岩美のサバさし」。くみ上げた地下海水で育てたことで、細菌やアニサキスの影響がなく、刺身で味わうことができるといいます。

さばみちゃん開発に携わった株式会社タシマボーリング 田島大介 社長
「私たちが井戸掘り専門の会社ですので、名水を掘り当てて、その水で育てるサバ」

開発に携わったタシマボーリングが養殖サバを調査したところ、脂ののりやDHAの量が天然のサバと比べて約4倍多く測定されたということです。

試食した人
「濃い後味が口の中に残るうまみが残ってて、食べた後でもずっとおいしさを感じられます」

いわみ道の駅代表 長戸 清 岩美町長
「岩美町を知らない皆さんにも是非食べていただいて、鳥取県岩美町すごいぞと見ていただいて、さばみちゃんを現地で食べる機会に」

水産業は天候などに左右されることもあるため、陸上での安定した養殖で業界の活性化も狙っています。岩美のサバさしは11月1日から道の駅で販売を開始、4日からふるさと納税の先行予約も始めるということです。

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