「歯ごたえがあって食べやすい」 地元で捕獲したイノシシを使ったジビエカレー試食会 カレーには鳥取特産品の二十世紀梨も 鳥取県大山町
鳥取県大山町の道の駅で、大山山麓で捕獲されたイノシシ肉を使ったカレーの試食会が開かれました。
鳥取県大山町にある大山恵みの里公社が開発した大山ジビエカレー。地元の大山ジビエ振興会が、大山山麓で捕獲したイノシシを使っています。
2月4日、道の駅「大山恵みの里」でジビエの活用を研究している鳥取大学の学生や地元関係者など15人が参加して試食会が開かれました。試食された大山ジビエカレーは、イノシシ肉の本来の旨味を活かしたうえに、二十世紀梨の果汁も加えてまろやかな味に仕上げています。試食会では、参加者たちが新商品を味わっていました。
試食した人
「歯ごたえがあって食べやすい」
「ジビエってくさかったりとかイメージあると思うんですけど、全然このカレーでは感じず、すごくおいしくいただけました」
大山恵みの里公社 山口隆之 理事長
「大山の肥沃な土壌の大地を駆け回った元気が良いイノシシですのでおいしいと思います。是非ともしっかり皆さん食べていただいて、大山町のPRにつながればと思います」
大山山麓のイノシシは、去年1年間で780頭捕獲。その数は年々増えていて、ジビエカレーは、イノシシ肉の消費拡大とともに農産物被害の軽減も狙いの一つとなっています。ジビエカレーは道の駅「大山恵みの里」で販売されていて、大山町の新しい名物としても期待されます。