世界のネコ科動物などを展示する企画展が、10月5日から鳥取市で始まるのを前に、4日に内覧会が開かれました。

まん丸お目目の巨大なネコや、今にも襲い掛かりそうな躍動感あふれるトラ。5日から鳥取市の鳥取県立博物館で始まる企画展「ネコ ～にゃんとクールなハンターたち～」。企画展の開催に先立ち、4日に内覧会が開かれました。

会場では、国内外のネコ科動物の骨格標本や写真のほか、約250点の実物標本を展示。中でも南米の珍しい種類「コロコロ」の剥製は、この巡回展示が日本初公開となります。体験展示では、特別天然記念物でもあるイリオモテヤマネコなどの毛皮標本に実際に触れることができます。

中尾真亜理 アナウンサー
「こちらは国の特別天然記念物、イリオモテヤマネコの本物の毛皮です。実際に触ってみますと…ふわふわ！毛が短いんですけど、とってもふわふわで弾力があります。これ触ってみてほしいですね」

さらに、イリオモテヤマネコのマーキングの匂いを嗅ぐコーナーなど、ユニークな展示が並んでいます。

鳥取県立博物館学芸課　一澤圭さん
「ネコ好きの方はもちろん、それほどネコに興味がなかったという人でも、ネコのいろんな魅力や秘密を知っていただいて、ちょっとでもネコに関心を持っていただければと思っています」

この企画展は鳥取県立博物館で、10月5日から11月10日まで開催されます。