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【全国初】実際に電車が走る線路で運転体験 全国で一番最初に運転体験を始めた鉄道会社の新たな企画 「自信は満々です。絶対他社ではできないので」 列車無線を使ったやりとりや信号機の確認など本物の運転士さながらの体験 島根県

2024年9月10日 14:56
【全国初】実際に電車が走る線路で運転体験 全国で一番最初に運転体験を始めた鉄道会社の新たな企画 「自信は満々です。絶対他社ではできないので」 列車無線を使ったやりとりや信号機の確認など本物の運転士さながらの体験 島根県

実際に運行している車両を運転できるとして人気の高い一畑電車の運転体験。全国初の体験会が新たに始まるということで新人アナウンサーが一足先に体験してきました。

レトロな魅力が人気の「デハニ50形」などに乗ることのできる一畑電車の運転体験。1000回以上参加する人も現れるなど鉄道ファンの間ではよく知られた企画です。これまでは雲州平田駅の構内に敷かれた150メートルの体験専用レールで行われていましたがー。

石原 綾アナウンサー
「松江しんじ湖温泉駅にやってきました。きょうはですね、実際の電車が走っているこの線路を使って運転体験ができるということなんです」

実際に営業に使っている線路での運転体験は全国初の取り組みです。最終電車が走り終えた線路を封鎖するほか、自動ブレーキ装置を新たに取り付けたり、最低7人の職員が同行したり何重もの安全対策をすることで実現しました。

ここまでする理由とはー。

一畑電車 安全統括管理者 石飛貴之 常務
「私ども平成13年(2001)に一番最初に体験運転を始めまして一躍有名になったんですけど、それから時間がたって日本全国の鉄道会社さん色んなところでやられるようになってあんまり貴重ではないと」

運転体験が全国に広がる中、新たな取り組みで集客力を高める狙いです。

この日開かれていたのはメディア向けの体験会。実際の線路を走る魅力は、列車無線を使ったやりとりや信号機の確認など本物の運転士さながらの体験にあるといいます。

石原 綾アナ
「では運転していきたいと思います。ということで運転席に座りました。出発したいんですけどー何するんでしたっけ?」

一畑電車の職員
「まずは無線です」

石原 綾アナ
「無線ですね。すみません、緊張してまったく流れが教わったんですけど忘れてしまいました…」

線路を走る緊張感で段取りを忘れてしまいましたー。

一畑電車の職員
「では出発進行!」

目指すは250m先の切り替えポイント。出発は順調でしたが…。運転レバーから石原アナの手が離れたため、誤操作を防ぐ緊急ブレーキが働き停車。運転することで電車の安全装置についても身をもって学ぶことができました。

過去2年以内に「一畑電車プレミアム体験運転」に参加済でないと参加ができないということですが、体験会の費用は1回10万円となっています。
※「一畑電車プレミアム体験運転」:一畑電車2100系や1000系を運転する体験

一畑電車は、実際に営業している線路を走るという全国初の体験を集客の起爆剤にしたい考えです。

一畑電車 安全統括管理者 石飛貴之 常務
「自信は満々です。絶対他社ではできないので。これが一番の売りになるんじゃないかなと思います」

9月21日から始まる全国初のこの体験会。今年度は5回開催されているということです。

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