9月に入り、少しずつ秋に近づき、旅に出たくなるシーズンになりました。そんな中、旅行気分も味わえ、京都の歴史やグルメが堪能できる物産展「大京都展」が9月4日から始まりました。

鳥取県米子市のJU米子髙島屋で4日から始まった人気の物産展「大京都展」。京都ならではの雅の雰囲気が漂う中、京都の食文化や伝統工芸品を扱った31の老舗や名店が出店しています。

会場には、創業1933年の仕出し料理専門店の大粒の牡蠣と京だし巻きの「牡蠣だし巻き弁当」や宇治抹茶を使って秋らしい栗のクリームをたっぷりかけた「宇治抹茶モンブランロールケーキ」、素焼きしただんごを甘醤油のタレに漬けたみたらしの「京だんご」などが販売されています。このほか会場には、京漬物や京ゆば、八ッ橋などの商品に加え、実演販売コーナーや染め物や工芸品の展示販売などもされていて、訪れた人たちは、お気に入りの品を次々に買い求めていました。

訪れた人
「いろいろな京都の食べものがあるので楽しみです」

「京都のお土産が買えるので（京都旅行に）行った気分になります」

そして9月4日と5日は、京の花街“祇園”から舞妓さんが訪れて、京の雅な舞を披露し会場に花を添えています。舞妓さん自ら物産展の会場に繰り出し、客や店の人にあいさつ回りしたり、特別に記念撮影にも応じたりしていました。

祇園東 雛帆さん
「なかなか京都にも遠くて寄せてもらえへん人も多いと思うので、京都の雰囲気を味わっていただきたい」

この伝統の技と美味の競演、「大京都展」は、米子市のJU米子髙島屋で9月10日(火)まで開かれています。