一足早く味わえる「ハウス二十世紀梨」の査定会 4月上旬に日照時間や温度に恵まれ、玉太りや糖度も上々の出来 鳥取県中部
鳥取県を代表する味覚「二十世紀梨」。ハウスでつくられた二十世紀梨の査定会が鳥取県中部で開かれました。
岩本泰平 記者
「本格的なシーズンに先駆け、ビニールハウスでできた二十世紀梨の出荷がまもなく始まります」
丸々とした爽やかなグリーン色の果実。甘さと酸味の程よいバランスが特徴の二十世紀梨です。鳥取県北栄町で7月25日に開かれた二十世紀梨の査定会。この二十世紀梨は、ビニールハウスで育てられるため3週間ほど早く出荷できます。
査定会では、生産者とJAの職員で今年の出来栄えを確認していました。生産者によりますと、今年のハウス二十世紀梨は、4月上旬に日照時間や温度に恵まれたため、玉太りや糖度も上々の出来だということです。
JA鳥取中央 琴浦梨生産部 藤井 憲人 生産部長
「ものすごくジューシーな果実だと思いますので、皆さん味わっていただければなと思います」
今年は、大量発生しているカメムシによる被害も懸念されるということで、JAでは警戒を強めています。一足先に味わえる鳥取県を代表する味覚「ハウス二十世紀梨」の販売は8月2日(金)から始まります。