立憲民主党の野田佳彦代表が3月20日鳥取県倉吉市で講演し商品券配布が問題となっている石破首相に対し「がっかりしている」と批判しました。

3月20日、鳥取県倉吉市で開かれた鳥取県連党大会で講演を行った立憲民主党の野田佳彦代表。石破首相の“商品券問題”で自民党に対し国民の厳しい目が向けられている状況に対して。

立憲民主党　野田佳彦 代表
「TPOから考えたら環境からしたら政治活動に関する寄附と考えるのが当たり前じゃないですか。先頭に立って物おじせずに言ってきたのが石破さんじゃないですか、その意味ではリスペクトの念を持っていた分、私もがっかりしている」

さらに衆議院で新年度の予算案の採決が行われる前日の3月3日に会食が行われたことについては。

立憲民主党　野田佳彦 代表
「一番緊張している場面ですよ。タイミングからして3月4日の直前に雑談したんですか？2時間も。鉄道の話したんですか？アイドルの話したんですか？」

野田代表は、商品券問題について、政治資金規正法に抵触する可能性があるとして厳しく批判。今後も追及を続けていく考えを示しました。また、今年夏に行われる参院選への意気込みも語りました。

立憲民主党　野田佳彦 代表
「まだ候補者は決まっていないがいずれと鳥取・島根で候補者を決めて戦う構図を作りたい」

鳥取・島根両県連は未だ参院選の候補者決定には至っていませんが野田代表は4月をめどに候補者を擁立したいとしています。