ノロウイルスで集団食中毒 飲食店で食事した33人が体調不良 保健所が注意呼びかけ 鳥取県大山町

米子保健所の入居する事務所
鳥取県大山町の飲食店でノロウイルスによる集団食中毒が発生し、米子保健所はこの店舗を3月18日から4日間の営業停止処分にしました。
米子保健所によりますと3月16日、大山町の飲食店で12日から13日にかけて、刺身や天ぷらなどを食べた33人がおう吐や発熱などの症状を訴えていることが分かりました。
調査の結果、患者からノロウイルスが検出されたため、体調不良の原因を食中毒と断定。食品衛生法に基づき、この飲食店を3月18日から4日間の営業停止にしました。食中毒発覚後の17日は、店舗が自主的に休業したということです。
患者は、いずれも入院しておらず、回復に向かっています。
鳥取県内では2月中旬からノロウイルスによる集団食中毒が相次いでいて、保健所ではトイレ後に調理や食事をするときは、手洗いを徹底してほしいと注意を呼びかけています。
最終更新日:2025年3月18日 18:31