女性の上半身を触るなど強制わいせつなどの罪 看護師の男の控訴審 広島高裁松江支部が控訴を棄却 男の弁護人「判決は非科学的でとても納得できるものではなく、上告する方向で検討したい」
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女性の上半身を触るなどして強制わいせつなどの罪に問われている男の控訴審で7月19日、広島高裁松江支部は被告の控訴を棄却しました。
強制わいせつなどの罪に問われているのは、松江市立病院の看護師の男(35)です。起訴状などによりますと、男は2020年と2022年の2回、いずれも病院の敷地内で同僚女性の上半身を触るなどわいせつな行為をしたとされていて、一審の松江地裁は懲役2年の実刑判決を言い渡していました。
これに対し男は「スマートフォンの位置情報など証拠能力を欠く証拠を事実認定しており、訴訟手続き違反である」となどと無罪を主張し、控訴していました。
7月19日の判決で広島高裁松江支部は「判決に影響を及ぼすことが明らかな訴訟手続きの法令違反は認められない」などとして男の控訴を棄却しました。
高裁の判断に男の弁護人は「判決は非科学的でとても納得できるものではなく、上告する方向で検討したい」としています。