愛好家が全国から集結しました。軽自動車「ジムニー」のファンが集うジムニーフェスタが6月9日、鳥取県岩美町で開かれました。

「ジムニー」は、軽自動車でありながら本格的なオフロード走行を楽しめることから人気の高い車種です。

9日、鳥取県岩美町の大谷海岸前広場では、ジムニーの展示やマリンアクティビティなどを楽しむ『岩美のジムニーフェスタ』が開かれました。このイベントは、ジムニーのオリジナルカスタムパーツの開発販売を手がける地元企業と、自然体験施設の渚交流館が開催していて、今年で3回目です。

コロナ禍により観光客が激減した岩美の海ににぎわいを取り戻そうと、全国に愛好家が多くいるジムニーの集いを開催し、魅力を発信しています。

来場者
「前日入りです。ジムニーを買ったのも半年前で、ジムニーで仲間とつながれて楽しいなって思ってます」

来場者(子ども)
「色々なジムニーがあって、かっこいいのがいっぱいあった」

Q.何色に乗ってみたい？
来場者(子ども)
「キネティックイエロー」

さまざまなジムニーを見ることができるほか、自身の愛車をお披露目したり、シーカヤックやサップなど岩美の海を楽しんだりすることができるイベントとなっています。今年は鳥取のロックバンドによるライブや、地元飲食店など10店がブースを出店し、多くの人でにぎわいました。

来場者
「3年連続来てます。(台数が)これだけあって同じのがないでしょ。そこがやっぱり魅力ですね」

来場者
「(ジムニーを)父が買おうかなと今注文中で、どんな風にいじろうかなというのを下見に。格好良い車ばっかりで悩んでいます」

塗装や部品の追加などで自分好みにカスタムできるのがジムニーの魅力の一つ。会場に並んだ車体はどれも個性があり、一つとして同じものはありません。

オートルビーズ　野沢慎吾 社長
「お客さん同士で車を見せ合ったりとか、カスタムを見せ合ったりとかして。また僕らの車を見ていただいて、こんな商品があるんだとそういう風にまたカスタムの次の作戦を考えてもらえたらと思っています」

岩美の海にさまざまなエンジン音がとどろいたジムニーフェスタ。来年も同じ時期に開催を予定しているということです。