「これまでの人生を羅針盤として乗り越えてみせます」 米子松蔭高校で一足早い卒業式 3年間の思い出が詰まった学び舎を後に 鳥取県米子市
2月28日、一足早く、鳥取県米子市の高校で卒業式が行われました。
米子市の米子松蔭高校で行われた卒業式には、保護者や在校生などが見守る中、卒業生259人が次々に入場。10クラスのそれぞれの代表者に卒業証書が授与されました。そして、長﨑成輝校長が、「これからも不安と希望もあると思いますが、自信を持って力強く歩んでいってください」と、卒業生にはなむけの言葉を贈りました。
これに答えて卒業生を代表して川上拓海さんが、答辞を述べました。
米子松蔭高校卒業生 川上拓海さん
「この日を迎えられたのは先生方をはじめ、多くの関係者の方々のご尽力のおかげです。さまざまな日々を積み重ねた3年間、これまでの人生を羅針盤として、どんなことが起きても、きっと乗り越えてみせます」
米子松蔭高校では、3月18日に開幕する春のセンバツ高校野球に33年ぶりに出場することになっています。そうした記念すべき年の春に行われた28日の卒業式。卒業生たちは、大勢の後輩や家族の大きな拍手の中、3年間のかけがえのない思い出が詰まった学び舎を後にしていました。
山陰両県では、これから本格的な卒業シーズンを迎えます。