クロマグロ未報告 青森県が漁業者21人に行政処分 漁を禁止する「停泊命令」 県「行政処分は滞りなく履行された」
2021年度の大間産クロマグロの漁獲量の一部が報告されなかった問題で県は違反が確認された漁業者21人に漁を一定期間禁止する行政処分を行いました。
県が去年公表した調査結果によりますと大間漁協など3つの漁協の漁業者が2021年度の漁獲量のうち92.2トンを報告していませんでした。ことし9月には漁業者に弁明の場を与える「聴聞」で全員が違反を認め県が行政処分を検討していました。
関係者によりますと県は21人に対し漁業法に基づき先月21日から26日まで漁を禁止する「停泊命令」を出したということです。県はRABの取材に対し「行政処分は滞りなく履行された未報告の問題が二度と起きないよう漁業関係者と連携し資源管理に努めていく」としています。