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年末年始は「10年に1度の著しい低温と降雪量の可能性」 交通への影響や水道管の凍結などに注意

2024年12月20日 6:15
年末年始は「10年に1度の著しい低温と降雪量の可能性」 交通への影響や水道管の凍結などに注意

気象庁は19日午後、東北地方、関東甲信地方、北陸地方、東海地方、近畿地方、中国地方に「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しました。
12月28日頃から5日間の年末年始に著しい低温と降雪量(5日間)となる確率が30%以上と見込まれ、多い所では平年の3倍以上の雪が降る可能性があるということです。

■早期天候情報とは


その時期としては『10年に一度レベル』しか起きないような著しい低温や高温、降雪量となる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかけるために出される情報です。
情報発表日の6日後から14日後までを対象として、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

■東北地方では

東北日本海側 12月28日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.0℃以下
東北日本海側 12月28日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 178%以上

仙台管区気象台によりますと東北日本海側の気温は、27日頃までは平年並の日が多いですが、28日頃からは、冬型の気圧配置が強まり寒気の影響を受けやすくなるため、かなり低くなる可能性があるということです。
また、28日頃からは、東北日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があるとしています。
農作物の管理等や水道管の凍結に注意するとともに、除雪などの対応と今後の気象情報等に留意するよう呼びかけています。

<参考>
地点 平年値
五所川原 25センチ
青森 26センチ
弘前 31センチ
酸ケ湯 70センチ
鷹巣 25センチ
秋田 12センチ
横手 39センチ
矢島 30センチ
酒田 9センチ
新庄 31センチ
山形 16センチ
米沢 35センチ
若松 18センチ
只見 57センチ
むつ 14センチ
十和田 16センチ
盛岡 9センチ
湯田 50センチ
北上 18センチ
川渡 21センチ
古川 12センチ
新川 16センチ

最終更新日:2024年12月20日 6:15
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