条件付きで「パイプいす可能」に 青森ねぶた祭の観覧席制限
青森ねぶた祭の観覧席のエリア制限についてです。青森市は当初設置できないとしていた観覧席のパイプいすの設置を条件付きで認めることにしました。
★青森放送 菅原厚
「観覧席のエリアを制限することの店舗関係者への説明会が非公開で行われています」
青森市が開いた説明会には対象エリアの店舗などから82人が出席しました。観覧エリアを制限するのは「市道うとう橋通り線」など市道沿いの運行コースおよそ1.3キロで、観光客の増加などを見据えた通路の確保が狙いです。
しかし店側は合意形成がないままルールが設けられたなどとして要望書を市に提出していました。市は観覧席のパイプいすについて当初、設置できないと通知していましたが無人で放置しないという条件付きで認めることにしました。
★参加者は
「後手後手だと思います お互い妥協点を見つけて楽しいまつりにするべきなのに」
「パイプいすは置いてもいいですよとなったのでそこが安心です」
★青森市道路維持課 葛原積範課長
「いままで通りにはいかなくなってしまったというお声もありました 団体で何十脚もいすを並べて無人でそのまま放置されるということはご遠慮いただくようお願いしたところです」
観光客の増加が見込まれることしのねぶた祭、誰もが快適に楽しめる観覧のかたちが求められます。